こんにちは!
糖質オフスタイル協会認定講師の赤川清香です!
町中にある調剤薬局の薬剤師として、約14年
老若男女の方々にお薬の正しい飲み方や、健康サポートのお手伝いをさせていただいております。
インスリンについては、ご存知ですか?
そう、食事により血液中にブドウ糖が増えると、
細胞に糖を取り込む指令を出して、血糖値を下げてくれるホルモンです。
1型糖尿病などで、インスリンがでない方や、2型糖尿病の方でもインスリンが少なくなってしまったり効きが悪くなってしまうと、外から注射でインスリンを入れる治療があります。
そのインスリンですが、
今年は!
インスリンが誕生して、100周年!
記念すべき年なんです(^^)
そこで、今日はインスリンについてお話ししていきます。
インスリンは、
1921年に開業医だったハンチングと学生だったベストが、
主任教授のいない間に、わずか一夏でインスリンを精製しました。
そして、翌年の1922年にインスリン治療が始まりました。
それができたのも、
実験犬で膵臓を全摘している犬(マージョリー)のおかげです。
マージョリーに、膵臓抽出物を投与してみたところ、血糖値が下がったそうです。
他の糖尿病犬にも、投与してみたところ同じように血糖値が下がったのです。
また、この膵臓抽出物を投与したマージョリーは、70日以上も生存できたのです。
このようなことのおかげで、現在はインスリン治療ができているんですね。
インスリン発見以前の、1型糖尿病は、発症後数年以内にケトアシドーシスに
よる昏睡で死亡し、3年以上生きながらえるのは稀だったそうです。
唯一の治療法は、飢餓療法で、飢えによる死を選ぶか
糖尿病による死を選ぶかのようなものだったそうです。
そう考えると、インスリンを発見し、治療薬として開発されたことは、
本当に素晴らしい医学の進歩だなと思います。
インスリン治療ができるから、糖尿病になっても寿命を伸ばすことはできます。
しかし、糖尿病による合併症を起こしてしまうと、
想像できない過酷な時間が待ってると思うと、やはり自分自身はもちろん、
自分の周りの大切な人の体を想って食事作りをしていこう、ですね〜
※もし、インスリンの歴史で、食い違う部分がございましたら、遠慮なく教えてくださいm(_ _)m私の理解不足ですので。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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