こんにちは!
糖質オフスタイル協会認定講師の赤川清香です!
町中にある調剤薬局の薬剤師として、約14年
老若男女の方々にお薬の正しい飲み方や、健康サポートのお手伝いをさせていただいております。
前回、食物繊維は、糖尿病の方に、メリットが多いということをシェアさせていただきました(^^)
今回は
もっとも食物繊維をとりやすいものについて、糖尿病ネットワークにて
お話しがありましたので、シェアさせていただきます。
食物繊維の摂取源となるのは、穀類、野菜、海藻、豆、キノコなどで、
もっとも得られやすいのは穀類だといわれています。
「全粒穀物(ホールグレイン)」とは、精白などの処理で、
果皮、種皮、胚、胚乳といった部位を取り除いていない穀物のこと。
白米や白パンでは、精白することによって外皮や胚芽などが取り除かれ、
これらに含まれる食物繊維やポリフェノール、ミネラルなどの栄養成分が
削り取られ、失われてしまいます。
「精製された小麦粉や白米などを食べると、炭水化物の量は同じであっても、
食物繊維が少ないため吸収が速く、食後の血糖上昇が起こりやすくなります。
血糖値をコントロールする必要のある糖尿病の人にとって、
勧められるのは全粒穀物です」
と、ニュージーランドのオタゴ大学栄養学部および医学部の教授は言っていたそう。
米食でいうと玄米、発芽玄米、大麦、大麦などの入った麦ごはんなどがあります。
それに「五穀米」などとしてパッケージされている黒米、赤米、ソバ、キビ、アワ、ヒエなどの雑穀も全粒穀物です。
パン食なら、小麦の外皮や胚乳ごと粉にした全粒粉パン、外皮のふすまを含むブランパン、ライ麦パンです。
シリアルでは、オールブランや玄米シリアル、オーツ麦(オートミール)など。
味も食感もさまざまな全粒穀物があり、幅広い選択肢があります。
糖尿病だと、食事が楽しめないイメージがあったり、
食物繊維といえば、野菜!(-_-;)と、ネガティブに思う方にとって、
これなら、口だけでなく目でも楽しむことができそうですね!
ただし、全粒穀物にも糖質が含まれますので、食べ過ぎにはご注意下さい〜
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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