こんにちは!糖質オフスタイル協会認定講師の赤川清香です!

町中にある調剤薬局の薬剤師として、約14年 老若男女の方々にお薬の正しい飲み方や、健康サポートのお手伝いをさせていただ いております。

今、国民の6人に1人と言われる糖尿病。

どんな病気か大体の方は知っており、知らない人のほうが、今では少ないんじゃない かと思います。

その糖尿病におけるスティグマ(社会的偏見による差別など)についてお話をしてい きたいと思います。

糖尿病は、骨粗鬆症やアルツハイマーに罹患するリスクが2倍だとか、 健常人より寿命が10年短いなどと言われていますが、

果たしてそれが本当なのかな?と思ってしまうくらい、現在の糖尿病治療は進んでい ます。

糖尿病と診断されるだけでも、非難されている感じの受けとり方をしてしまったり、 周囲の人や、家族にさえも糖尿病であることを隠してしまうことがあるようです。

そして、社会的スティグマでは、糖尿病であるがため就職に不利となってしまったり、 生命保険の加入が不可となってしまうケースなどもあるようです。

そのため、患者さん本人が糖尿病ということにすごくネガティブな気持ちになってしま うのです。

たしかに昔は、糖尿に対する治療薬が少なく、治療法が多く確立されていなかった り、

透析なんてものも現代ほど当たり前のようにはなっていなかったため、糖尿病になる と大変というイメージが染み付いてしまったのです。

しかし、先程も言いましたが、現在では糖尿病に対する治療が確立されているため、 年齢ごとでHbA1cの数値目標があったり、

糖尿病における合併症を防ぐような医療連携があったり、副作用が少なく血糖コント ロール改善できるような治療薬が開発されていたりするのです。

そのため、ネガティブになるのではなく、積極的に食事やお薬を活用して、 現在の糖尿病治療の最終目標である、『健康な人と変わらない人生

つまり、生活の質を下げることなく、余命を短くすることないような人生を目指してほし いと思います。

また、糖尿病という疾病についてより多くの人がもっと理解してほしいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

極端な糖質制限は、腎症や動脈硬化症の進行を助長する恐れがあるので、推奨は 致しません。

また、糖尿病でインスリン、薬剤治療を受けている方は糖質量の極端な制限は注意 が必要です。 かかりつけ医ともよくご相談をして食事のコントロールに取り組んでいただきたいで す。

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