こんにちは!

 

糖質オフスタイル協会認定講師の赤川清香です!

 

町中にある調剤薬局の薬剤師として、約14年

老若男女の方々にお薬の正しい飲み方や、健康サポートのお手伝いをさせていただいております。

                 

今回は、糖尿病の治療薬で、新しい機序の薬が出たので少し内容をシェアしたいと思います。

 

まず、今までの糖尿病の薬といえば、

 

インスリンや、インスリンを分泌させたり、糖の吸収をカットするようなものであったり、

 

糖代謝を促すようなもの、糖を尿に排出するようなもの、インスリンの効きを良くするものなど。

 

こういったお薬が主流でした。

 

そこに新たに登場したのが、ミトコンドリアへの作用を介するというものです。

 

その薬の成分はイメグリミン

 

ミトコンドリアとは、細胞にあって、エネルギーを産生してくれる場所。

 

そこに注目したお薬。

 

糖尿病の治療において、どのように作用するかというと、

 

血糖値が高くなったらインスリン分泌を促進したり、

 

糖を細胞に取り込む作用を上げたり、逆に糖新生を抑えることで、血糖値を下げるというものです。

 

この薬を使うタイミングは糖尿病になってしまったら早い段階で使った方が良いそうです。

 

ただし、薬は副作用が隣り合わせなもの。

 

その中で、目立った副作用としては胃腸障害や他の血糖降下剤との併用による低血糖がたまにみられるようです。

 

今までにないタイプの薬なので、今後の経過が気になりますね〜

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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